カテゴリ:中村 健一郎( 82 )

いやなものが何もないのがいい建築


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自宅の設計、ゆっくりとですが、何とか進んでいます。
本当にこれで良いのか?もっと他に良いプランがあるんじゃないのか?と自問自答と夫婦会議の日々です。考えすぎて分からなくなると、偉大な諸先輩方の言葉にヒントがあるんじゃないかと思い、建築家の方の本をいろいろ読み返しています。その中で、確かにそうだなぁと思ったことを1つご紹介。中村好文さんの著書「中村好文、普通の住宅、普通の別荘」で、後半に三谷龍二さんと山口信博さんが「中村好文さんの世界」というテーマで話をした内容が掲載されています。その中で、中村好文さんが「いやなものが何もないのがいい建築」と言っていたという話があります。目についていやだなと感じるものがない、意図や主張が目障りにならない。そうかぁと思い、もう1度図面を見直してみる。普段から地味な設計をしているので、目障りになるほどの意図や主張が感じられるところは無さそうですが、ここは本当に使うのかな、この大きさで良いのかな、とりあえずの形になっているな、など気になっていたところがいくつかあったので、そこを気にならなくなるまで修正してみました。修正案を見てみると、それ以前よりも1段良い設計になった感じがします。デザインはらせん階段のようにぐるぐる回りながら上がっていくというような話を良く聞きますが、確かにそうかもしれません。1月の工事着工を目指して、ぐるぐるぐるぐる目を回しながら走っていきます。


(設計部・中村)





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by ai-labo | 2018-11-29 18:10 | 中村 健一郎 | Comments(0)

国立市S邸

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国立市で計画中のお住まい。
南北とも2階建の住宅が隣地に建つ東西に長い敷地に、2.5間×6間の2階建+下屋(バルコニー付)の形。2階リビングのコーナー窓から敷地南東側に抜ける景色を楽しむことができます。玄関廻りは限られたスペースの中でも、小さな庭のあるアプローチをつくり、1階部分の壁面を後退させて、駐輪スペースを確保するなど工夫をしてみました。ここのところ、国立市でのお仕事が続いていますが、自分が住む街をつくる仕事に関われるというのは、プレッシャーもありますが、、とてもやりがいのあることです。

(設計部・中村)





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by ai-labo | 2018-11-13 14:32 | 中村 健一郎 | Comments(0)

久米川町の家 庇の納まり

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久米川町の家、ただいま木工事中です。
屋根は軒の出がない形で、2階の南側窓の上には大工さんや板金屋さんがつくる造作の庇をつけています。造作の庇の鼻隠し・破風(この場合は庇の正面と側面のこと)には木材をつけることも多いのですが、今回は金属板仕上げとしています。庇をできるだけ少ない素材で見せることやメンテナンスに手がかからないことを考えてみました。建物完成時にまたご紹介させていただきます。

(設計部・中村)




「つむじ、暮らしの文化祭」(11/4開催)

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by ai-labo | 2018-10-29 13:05 | 中村 健一郎 | Comments(0)

定規


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11/4開催の「つむじ、暮らしの文化祭」の企画「お気に入りの道具」展に出品するものを探そうと、会社のデスク回りを見渡してみる。仕事をする上で使用する道具はたくさんありますが、設計という仕事ならではとなると、やはり「定規」でしょうか。小学生の頃から筆箱(今はペンケースと呼ぶのが一般的でしょうか)にはプラスチック定規を常備していましたが、専らノートに真っ直ぐな線を引くための道具として使っていました。大学生になり建築を学ぶようになると、コンベックス(金属の巻尺)と三角スケールを持つようになりました。実際はあまり使いませんでしたが。設計の仕事をはじめてから、ようやく「測る」ということや「寸法を決める」ということが大事なことだと分かってきて、今では毎日何らかの定規を手にして寸法を測り、図面に寸法を書き込んでいます。そんなときに使う道具たちです。

■UCHIDA / オストップ35(写真上)
ぽてっとした形と赤い色がかわいらいしい3.5mの巻尺。
巻尺が細いので、建築敷地、道路幅、天井高等長い距離を計ろうとするとヘタってしまうので一苦労なのですが、、デスクまわりに置いておいても他のものとなじんでくれる見た目なので、気に入って使っています。

■STAEDTLER / 三角スケール ポケット型 建築士用(写真中)
シャツのポケットに入るシンプルな三角スケール。
1/20、1/50、1/100、1/200、1/250、1/300の6つの縮尺の定規がついています。三角スケールは赤とか青の色が入っているものを良く見かけるのですが、白地にグレー塗装?のみのシンプルなデザインが気に入っています。手書きで詳細図などを書くときに便利です。それと、つまみやすいので線を引くだけでも便利です。

■シンワ測定 / 直尺シルバー15cm(写真下)
シンプルなステンレスの直定規。
三角スケールが便利なので、あまり出番は無いのですが、、定規先端まで目盛がついているので、細い溝の深さを測ったり、模型作りで小さなものを真っ直ぐ切るときに使用しています。


(設計部・中村)




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by ai-labo | 2018-10-19 10:53 | 中村 健一郎 | Comments(0)

カルティオ


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イッタラ社のカルティオ。
大学生の時に買って以来、約15年使っているグラスです。
いま思えば、初めてデザインというものを意識して買った食器かもしれません。
また、いまだにデザインというものを考えさせてくれる食器です。

デザインって何なのか?
古代ローマの建築家ウィトルウィウスは、建築の条件を「強・用・美」と定義しました。
建築ではないですが、僕がまずイメージするのはこのグラスです。
テーブルの上から落としても割れなかった強さ。
朝食の牛乳、夏の麦茶やソーダ、ビールやワイン(僕は飲めないので来客の際に)、幅広く対応できる柔軟さ。
普遍的な形の美しさ。
そういったことを全部含めて「強さ」のあるデザインだと感じます。

日々の住宅設計、そして、ついに始まった自宅の設計。
いろいろ悩んだときに立ち戻る一つのイメージです。


(設計部・中村)




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by ai-labo | 2018-09-27 10:26 | 中村 健一郎 | Comments(0)

スタイルシェード


干からびてしまいそうな夏の暑さが過ぎ去り、ようやく過ごしやすくなってきました。
ただ、設計の仕事をしていると、季節がいつでも、夏の暑さのこと、冬の寒さのことを考えなくてはいけません。夏を少しでも快適に過ごすためには、窓から入ってくる日射熱を抑えることが大切になります。日射遮蔽性能の高い窓を使う、窓上に庇をつける、庇に簾(すだれ)や緑のカーテンをつける、室内に遮熱のブラインドやカーテンをつける、などいろいろな対策があります。簾や緑のカーテンのように、窓の外で日射熱を多く跳ね返せると、家の中に熱が入りづらくなり効果的です。ただ、簾は劣化するごとに買い替える必要がありますし、緑のカーテンも季節や場所が限られてしまうので、耐久性が高く気軽に使えるものがないかなと思い探してみたところ、LIXILさんに「スタイルシェード」というロールスクリーンの商品がありましたので、新宿ショールームに実際に見に行ってみました。
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こんな商品でした。金属枠やシェードの色はいくつか選択できます。窓上にロール状のシェードを収納するボックスが付きますが、シャッターボックスなどと比べれば控えめな感じです。カタログの一例よると、設置した場合は「太陽熱を83%カット」「室内温度最大3.5℃ダウン」という記載がありますが、実際の効果が気になるところです。今回はLIXILさんの商品でしたが、少しでも夏を快適に過ごすためにどんな方法をとるのが良いか、いろいろ探してみようと思います。




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相羽建設設計部・中村



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by ai-labo | 2018-09-11 18:07 | 中村 健一郎 | Comments(0)

メルチャリ


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数日前から国立駅前に赤い自転車がたくさん並んでいるなぁと思っていたら、メルカリの会社がはじめた自転車のシェアサービスとのこと。その名も「メルチャリ」。市内にいくつかのポート(自転車置場)が設けられ、ポートに自転車を戻せば、どこで乗って、どこに戻しても良いようです。メルチャリ専用アプリをダウンロードして、アプリを使って鍵を開けて、乗り終わったら手動で鍵を閉める。支払いはアプリで行い、1分4円だそうです。安いですね。

福岡で実証実験された後、次はなぜか国立市。100台ほどの自転車で8月末から3ヶ月間実証実験されるそうです。自宅から国立駅までバスに乗ると200円かかるけど、自転車なら10分40円ほどで済みます。今日は写真を撮ってきただけですが、近々利用してみようと思います。




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相羽建設設計部・中村



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by ai-labo | 2018-08-28 14:42 | 中村 健一郎 | Comments(0)

d47あつらえ展


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渋谷での講習終わりに、ヒカリエ8階にあるd47MUSEUMをちらっと覗いてきました。今は「d47あつらえ展」が開催されています。47都道府県の各地域でつくられているセミオーダーの日用品が展示されています。展示ではありますが、実際に販売されているものなので、気に入ったものを購入することができます。ところで、セミオーダーって何でしょうか?自分のためだけに一品生産するフルオーダー、誰もが同じものをすぐに買える既製品や大量生産品。ここで展示されているセミオーダー品は、色や形を選べるお椀、長さを選べる箸、名前を入れられるハンカチや帽子など、作り手が考えた基本形にユーザーの好みや個性を加えることができます。基本的には、オーダー後に生産されるということだと思うので、オーダーという方法の中でユーザーと作り手がコミュニケーションをとれる、わくわくしながら品物を待つ時間がある、一品生産のような自分らしさがある、こんな楽しさがあるのだと思いました。自動車購入時のカスタマイズ、自分に合わせた保険のプラン、着せ替えケータイ、ラーメンやうどんのトッピングなどセミオーダーの楽しみは世の中にたくさんあると思いますが、手仕事や小規模の物づくりにセミオーダーという形が増えてきているのは今の時代らしさ?なのでしょうか。





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by ai-labo | 2018-08-22 09:25 | 中村 健一郎 | Comments(0)

等々力渓谷


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今週末7/29(日)に見学会を行う戸建リノベーション現場を見てきました。
グーグルマップを頼りに等々力駅から徒歩で向かうと、駅前通りを歩いてすぐに横道に。大きな木がちらっと見えたので、雑木林でもあるのかなと思い進んでみると、予想していなかった景色に、思わず「おぉ~」と声を出してしまいました。ここは「等々力渓谷(とどろきけいこく)」と呼ばれ、東京都23区唯一の渓谷だそうです。世田谷区のしかも駅近い場所にこんな自然があるなんて驚きです。見学会に参加される方は、等々力駅で降りて、等々力渓谷を見て向かわれると涼もとれて良さそうです。見学会の案内とお申込みはこちらです。造園デザイナー・小林賢二さんのお庭も見ることができます。ぜひご参加を。





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by ai-labo | 2018-07-27 15:34 | 中村 健一郎 | Comments(0)

木のお皿


皆さんは木のお皿をもっていますか?
僕は自宅に数枚の木のお皿を持っています。
お菓子用の小さなお皿と惣菜用の大きめのお皿です。
木のお皿って何だか面倒そう、、そう感じる方も多いと思うのですが、大抵のものは、陶磁器のお皿と扱いは同じ。洗うときも洗剤をつけたスポンジでごしごし洗って、他のお皿と同じように、水切りカゴで乾かせば良いのです。食洗機だけはダメですが。オイルは気が向いたときに塗ってあげれば良いのです(おそらく、、)。木の家が好き、木の家具が好き、木のおもちゃが好き、、木のお皿もそんなことと同じだと思います。もし、木のお皿気になるなぁと思われたら、一度使ってみてはいかがでしょうか。

ということで、相羽建設で年に1度の「手しごとフェスタ」が7/22(日)に開催されます!木の椅子、木のお皿、木のほうき、木の小物、いろいろなものを作るワークショップが開催されますが、僕が担当するのは今回初登場の「木のお皿」。ボールのようなお皿を作るのはとっても難しいのですが、約1時間で作れるオリジナルのお皿を考えました。作り方は簡単。側面が斜めにカットされた木の板(今回はマホガニーを使ってます)の表面を彫刻刀で削る。これだけです。あとは1時間の中で、とにかく削るも良し、絵や模様をつけるも良し。自分だけのお皿を作ってみてください。数に限りがありますが、まだご予約受付中です。ぜひお申込みください。お申込みはこちら

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削る前の板
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完成品
ひたすら彫刻刀で削りました。
最後にオイルを塗りました(この写真のみオイル塗装後)
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彫刻刀で掘った跡に陰影がついて
独特な表情です。
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真ん中を少しへこませています。
これでお菓子や料理をのせるときにこぼれづらくなります。
ただ、このぐらいでもだいぶ手が疲れます、、
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側面ははじめから斜めにカットしてあるので
何もしなくてもお皿っぽい格好になります。






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相羽建設設計部・中村





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by ai-labo | 2018-07-07 11:04 | 中村 健一郎 | Comments(0)