いきいきとした植物は魅力的だ。
しかし枯れたあとの姿もまた然り。 有毒であるミフクラギの種子は 乾燥させたことで表面にストライプ状の凹凸が浮かび上がる。 種子を放った後のハスは 空洞がどことなく骸骨のよう。 ツノゴマは種子袋が成熟・乾燥するにつれ、先端を鉤爪の様に硬化させる。 道行く獣に袋ごと引っ掛けて、彼らに種を蒔いてもらうのだとか。 パナマソウの花に切れ込みを入れて乾燥させて作る通称「タルホーン」は中南米から。 現地では生活に欠かせない大切な樹木らしい。 ファッションショーで競うためではなく、 自らの種を存続させるために遂げた進化のかたち。 自然の造形は美しい。
by ai-labo
| 2016-07-13 12:00
|
カテゴリ
以前の記事
2019年 12月 2019年 11月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 more... リンク
最新のトラックバック
検索
タグ
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||