こんにちは。 設計部の中村です。 先日お引渡しをさせて頂いたお住まい。所要でお邪魔すると、大工の手のダイニングテーブルに、お客さんが購入されたダイニングチェアが4脚置かれていました。シンプルでさりげないけど、只者では無いな、、という存在感。 お客さんに、この椅子は4110という名前であることを教えて頂きました。どんな椅子なのか調べてみると、1950年代にデンマークのカイ・クリスチャンセンさんがデザインしたものだそうで、生産が中止されてからもヴィンテージ品が世界中で愛用されているそうです。ただ、こちらの椅子はヴィンテージではなく、宮崎椅子製作所さんが復刻品として製作されたもの。いまはデンマークでは製作されていなく、日本の宮崎椅子さんだけが製作をしているとのこと。 4110のことを調べてみて、良いデザインがあっても作られなくなってしまうこともあるし、逆に良いデザインがあれば国を越えて作り継がれることがあるのだなと、もの作りが繋がっていくことって何か良いなぁと感じました。デザイナー、作り手、使い手、誰かが欠けると止まってしまうけど、それを埋める誰かがいれば、またつながっていくんですねー。 相羽建設設計部 中村
by ai-labo
| 2014-11-29 08:40
| 中村 健一郎
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