お久しぶりです。設計部の菊池です。
すっかり寒くなって参りましたね。 物凄く寒がりな僕にとって、これから厳しい季節になってきます。 大学のゼミに、お母ちゃんキャラの同期がいたのですが 「体の表面で感じてはだめ。大自然の様に体全体で受け入れなさい!」 と両手を広げて諭されたことを思い出しました。 お母ちゃん、僕は11月にして負けてしまいそうです。 ![]() 「文字」とは不思議なものだな、と近頃ふと思いました。 携帯電話がメールやメッセージを受信し、 それを開いた時に、画面に映るただのゴシック体に その相手の声を感じることが出来ますよね。 文字の配列が他の人と全く同じにも関わらず。 それによって嬉しく、幸せに感じたり。 逆に憎く、腸が煮えくり返る様に不快な気分になったり。 例えば「君を愛している。」なんて配列が 一つだけ画面に表示され、何だこれは、と気味悪く感じたとしても そこに好意を抱く人の名を示す配列が付加されただけで それは途端にその人からのラブレターに変わります。 (そんな大切なことを画面越しに行うとは何と無粋な、 という感想は置いておいて下さい。例え話です。) ある意味、文字によってその人を マインドコントロールしていると言うことですよね。 かと思えば、広告などで目にする文字は すでにこれは記号である、として捉えているためか、 誰かの声を感じることはあまり無かったり。 故に広告(公の場の文字)に声に近いものを吹き込むために 様々な「フォント」が発明されたのでしょうね。 そのうち、相手の電話での口調やイントネーションを感知して メール上で「○○さんフォント」を作成する機能が 備わったら面白そうですね。 これらのことを建築で出来たら面白そうだなと。 「文字の様な建築」とでも言いましょうか。 ひと目見ただけで 「ここに住んでいるのって○○さんでしょ。」や 「この文字の配列は△△さんの設計だね」 とわかってもらえる建築、住宅。なんて。 と妄想しているこの頃です。 ![]() お話は変わって先日、箱根の山まで車を走らせました。 動物のくせに、大自然にぞくりとするのも何とも不思議な話ですね。 大昔はこの様な所で暮らしていたと言うのに。 ここへ戻るのが嫌なのか、ここから追い出されたから怖いのか。
by ai-labo
| 2014-11-04 19:13
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