おはようございます。
気温も下がりはじめ、これからOMソーラーが活躍する季節がやってこようとしています。 これからの季節OMソーラーのような暖房と同時に大切なのが、”断熱”というところで、今回は”Q値”というものについて書いてみます。 ”Q値”というのは、“熱損失係数”といい、室内外の温度差が1℃の時、家全体から1時間に床面積1㎡ あたりに逃げ出す熱量のことをいいます。この値は小さいほど熱が逃げにくいので居住性能が良いとされています。 また、これは日本全土をⅠ~Ⅵ地域まで区分しそれぞれに基準が設けられています。 NEDOガイドブックより ちなみにですが、ソーラータウン府中のゼロエネドミノはQ値1.9という水準で建てられていて、上の表をみるとⅡ地域(主に岩手や青森あたり)の基準に相当します。 Q値は、少々骨の折れる計算で求められるのですが、それを簡単にし、断熱仕様の検討をしやすくしてくれるのが、Qpexという専用のソフトです。 壁の断熱材の種類や厚みを変えた時にどのくらいQ値が変わるのかを瞬時に出してくれるので、大変便利なものなのです。 温熱環境は目には見えないものなので評価するために、いろいろな指標があります。 平成27年4月からは完全に新しい省エネ基準へ移行し、Q値はUA値というものに切り替わり、地域も6地域が8地域に増えていきます。 やっとQ値になれてきたところで、新しい基準になってしまい覚えること山積みですが、がんばっていきましょー。
by ai-labo
| 2014-10-12 09:50
| 松本 翔平
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