さぴっと感

にっぽんの手仕事の納まりの美しさたるや。

只今、大絶賛工事中のこちらの現場。
階段回りにちょっとした吹き抜けがある。
この天井から吹き抜けに回る面の納まりがきれいに仕上げられているのだ。
いつもお世話になっている職人さんの手さばきが毎度眩い。
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梁を取り囲んだ、しゅっとした具合。境目の塩梅。
これらの具合を業界用語で「さぴっとしている」と言う。

ex)「この角のさぴっと具合がたいへんに良い。」
ex)「さぴっとか否か。さぴっとしているに限る。」
ex)「あなたのさぴっと感が、すてき。」等々。

ちなみに伝搬の祖を謳うは僕の友人である。周知の具合は言うまでもない。


なんと恒例のあの催しを近々やらせて頂く模様である。
ホームページをじぃっと眺めてしばしお待ちを。。。

▽カミングスーン
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# by ai-labo | 2017-02-13 18:43 | 菊池 潤 | Comments(0)

既存の柱

こんにちは。設計部の藤村です。

今日は、経堂で行われているリフォームの工事現場に行き、電気配線等の確認をしていると、
大工さんがお昼休憩を終えてやってきました。
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これは既存柱が少しねじれていたので、他の柱の面と合わせているところ。
カンナがけをし、縦横揃うようにしています。
新たに入れた間柱が多くあり、既存の柱はそれと揃わない箇所があったので、一つの壁を作る為に調整をしました。
1本1本、確認して、手作業で調整していき、面材がこの上に貼られるところです。

大きな材料を運び入れたり、
大工さんがもくもくと作業している間に、
少しずつだったかんなくずがわんさかになっていました。
手しごとがさらに進められていると「もう少しでボード貼り完了だ!」
ひとり言も大きな声。
リフォームの現場では、新しいものと既存のものが混在されるので、両方を合わせる作業に多く時間をかけるところは
新築とは違った手仕事の時間だと思いました。





# by ai-labo | 2017-01-31 15:32 | 藤村 志津 | Comments(0)

光の状態

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背後からの強い光は逆光の状態をつくり
影のようにシルエットを強く印象づけます

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斜めから見ると状況は変わり色彩が分かるようになります
水平のラインは角材
上に載っている丸いものは柑橘類(つむじで採れた金柑)

どのような光の状態をつくるか
ものが魅力的に見える状況を照明や窓の位置などからつくりだしていければと思います


設計部 松本

毎月第一土曜は「つむじ市」
暮らしの学校体感ツアー その八「街並みに暮らす」
あいばの不動産
# by ai-labo | 2017-01-30 20:43 | 松本 翔平 | Comments(0)

街並みに暮らす

次回の暮らしの学校体感ツアーは
「街並みに暮らす」

あいらぼ建築家の強谷さんと市川さんが
相羽建設とともに2013年に東村山の多摩湖町で
定期借地の街づくりを設計。

今では、目の前の道でお子様同士が遊んだり、
ご近所で集まってバーベキューを楽しんだりと
とても和やかなコミュニティーが生まれています。

2月の26日(日)に、
街づくりを計画した2人の建築家が
4年目を迎えるモデルハウスで
街並みに配慮した設計手法 「街並みに暮らす」をテーマに
トークイベントを行ないます。

また、当日は実際に住まわれている2軒のお宅も
建築家の案内付きでご見学できます。

ぜひ、ご参加ください。
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暮らしの学校体感ツアー【その八】「街並みに暮らす」

日付 2月26日(日)
時間 10:00-15:00
会場 ソーラータウン多摩湖町…東京都東村山市(ご予約の際に詳しい案内図をお送りします)
参加費:無料
*お車でご来場の方は事前のお知らせください。
*予約制
街並みに暮らす イベント案内
# by ai-labo | 2017-01-30 17:21 | 城丸 智也 | Comments(0)

小さくコツコツ、ときをためて、ゆっくり。

こんにちは。西尾です。
今日は、心に残ったドキュメンタリー番組のお話をしたいと思います。


昨日の朝、友人からラインの知らせがとどき「人生フルーツ」というフジテレビ(東海テレビ制作)のドキュメンタリー番組を観ました。
土曜の10時過ぎという、あまりにTVを視聴するにはタイミングの悪い時間帯でしたが、幸い見ることができました。

このコラムに書いてあるように、90歳の建築家津端修一さんと奥さまの英子さん87歳の暮らしから、”歳を重ねたからこそ見いだせる人生の楽しさや豊かさ” が淡々と描かれていて深く心に浸透するドキュメンタリーでした。

高度成長期に計画を手がけ、思いの届かなかった高蔵寺ニュータウンへ、当時は開発で荒れ地と化した一角に、300坪の土地を購入し自宅を建てる。キッチンガーデンと共にその一角からでも以前のような里山の雑木林を復活させようという思い。

印象的な言葉が
「できるものから、小さく コツコツ。 ときをためて、ゆっくり。」

小さな苗木が、その場所に寄り添うように生長する…その”ときをためた”今の津端家をとりまく高蔵寺ニュータウンの風景がなんと豊かで美しいこと。
そしそれは自分たちの次の世代へも引き継ごうというおもいが、日々の暮らしの中にもある。

「次の世代が豊かになるようにつなぐ」

伊万里にある、精神科クリニックから届いた、一通の手紙・・・
津端さんが、生涯をかけて取り組む計画の仕事。

精神を病んだ方々を癒すための施設・・・
にもかかわらず、そんなコンセプトに合わない、コンクリートのモダンな建築。
そんなもどかしい思いを津端さんへ託す・・・

津端さんの計画図面には、珠玉の言葉も載っている
だいじなのは ”ひと” なのだと綴られている・・・

実はこのドキュメンタリーは映画化され、現在各地で上映されています。
番組は CMをいれて85分で、映画が91分だったのでもしかすると少しこちらを膨らませたものかもしれません。
じっくりご夫婦で共有しながら観るのもいいものです。

津端さんご夫妻のように年を重ねてゆけるよう、日々精進いたしたく・・・


# by ai-labo | 2017-01-30 00:21 | 西尾 春美 | Comments(0)