カテゴリ:菊池 潤( 47 )

濃すぎる個性

とんでもねえ博覧会がございました。

その名も「ウルトラ植物博覧会」。
銀座の目抜き通りに鎮座するPOLA MUSEUM ANEXで開催中のこちら。
世界中を飛び回るプラントハンター西畠さん。
メディアで耳にした方もいらっしゃると思います。
彼が文字通り世界中を飛び回って探し出した植物を展示してあるのですが、
その植物たちがどいつもこいつもとんでもない。

生き残るために進化したその特異なかたち。習性。
これが植物だって?またまた~。と思いたくなる鉢や、
か、かわいい。。。となる鉢まで。
リーフレットに記載されている西畠さんのコメントも注目です。

強烈な個性にあてられて帰宅し、
自宅の植物たちをじーっと観察してみると
今まで気付かなかった部位や新しい芽に気づけたのでした。

ちなみに僕のお気入りは
こちらのふんわりパーマのおじいちゃん。
どうしてこうなった?
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by ai-labo | 2016-08-28 18:44 | 菊池 潤 | Comments(0)

目に栄養

ちょっと疲れた時に眺めた景色の良し悪しが大切だと思うのです。

僕の場合は、会社の屋上から見える空なのですが、
お隣さんが保育園の園庭ということもあるので意外と開けた具合。
この時期はもくもくとした雲が主張している空で好みの感じなのです。

設計部に所属しているため常にパソコンとにらめっこ。
実はついに乱視が発生してしまったり。
そこで、目が疲れた時にぼーっと眺めてみるのです。

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そうして眼を休めて本日のお仕事第3ラウンドへ。
みなさま今日もお疲れ様です。
by ai-labo | 2016-08-23 19:34 | 菊池 潤 | Comments(0)

こっちもてしごと

こんにちは。

いよいよ明日はあいばの3大イベントのひとつ「てしごとフェスタ」の日です。
お出かけくださるみなさま。ぜひ会場のブースの看板もご注目、です。
これらの看板もちゃんと社内で手づくり。てしごとなのです。

これはドリップスタンドの看板。
こんな感じかなー、と鉛筆でざっくり下書きします。
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これをペンで清書して原画が完成。
パースと円弧が少し崩れたのは目をつぶってください、、、
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この原画を社内のハイパークリエイターさんに渡して
パソコンで画像加工してもらい、ラミネートしてもらって完成。

会場でどどんと目を引く大きな看板シートのイラストも
社内のやり手のイラストレイターさんの手書き。

今週のお休みどうしようかなと思っていらっしゃるそこのあなた。
お待ちしております。


https://aibaeco.co.jp/event/info/detail_894.html
by ai-labo | 2016-07-30 15:31 | 菊池 潤 | Comments(0)

生き続けるためのつくり

いきいきとした植物は魅力的だ。
しかし枯れたあとの姿もまた然り。

有毒であるミフクラギの種子は
乾燥させたことで表面にストライプ状の凹凸が浮かび上がる。
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種子を放った後のハスは
空洞がどことなく骸骨のよう。
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ツノゴマは種子袋が成熟・乾燥するにつれ、先端を鉤爪の様に硬化させる。
道行く獣に袋ごと引っ掛けて、彼らに種を蒔いてもらうのだとか。
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パナマソウの花に切れ込みを入れて乾燥させて作る通称「タルホーン」は中南米から。
現地では生活に欠かせない大切な樹木らしい。
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ファッションショーで競うためではなく、
自らの種を存続させるために遂げた進化のかたち。

自然の造形は美しい。
by ai-labo | 2016-07-13 12:00 | 菊池 潤 | Comments(0)

ひとの気配

こんばんわ。設計部の菊池です。

モデルハウスとは?
極端に言ってしまえば、これから建てる我が家の「みほん」の様なものだ。

かつて、実家となるマンションを探していた時に
訪れたモデルルームで感じたあの違和感は何なのだろう。

家であるが、どこか家ではない空間。
調度品や什器は全てピカピカで床に傷ひとつ無い。
あまりにも綺麗過ぎて、むしろ違和感を感じるキッチンには
空っぽの冷蔵庫とレバーをひねっても無反応な水栓。
電気は照明などのため通す必要があるとして。
水道は別に必要ではないのだ。ガスもまた然り。

「みほん」として扱う上では必要ではないからだ。

つむじのモデルハウスの床は柔らかい無垢材ゆえ
どうしても付いてしまう傷がある。
キッチンの蛇口をひねれば水が出る。
もちろんトイレも使える。どうぞご安心ください。
宿泊も受け付けているため、お風呂にも入ることが出来るのだ。

モデルハウスのスタッフのママさん方が
IHのスイッチを入れて飲み物を淹れてくれる。
冷蔵庫には敷地内に植えてあるハーブが。
頂き物のすももを煮詰めてつくったジャムもある。

ありがたく頂いたコーヒーのカップをキッチンに戻すと
シンクの底に洗いものをした後の水滴と薄い擦り傷。

身内のえこひいきかもしれないけれど
どこか落ち着く場所だ。

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by ai-labo | 2016-06-30 22:33 | 菊池 潤 | Comments(0)

ぞくぞく

こんにちわ。設計部の菊池です。

突然ですが、僕は恐竜が好きです。
ですがジュラシックパークは嫌いなのです。
あの映画ではどうも彼らが人間様を襲う怖い奴ら、な描き方をされているのです。
違います。
彼らの住処に、のこのこと餌が舞い込んで来たにすぎないのです。

さて。少し前に上野の博物館に行って参りました。
と言いますのもエジプトからはるばるスピノサウルスさんがやって来ていたのです。
ジュラシックパーク3でティラノサウルスさんを倒していたすごい奴、でおわかりでしょうか?
特設展として開催していたので恐竜好きとしては行かないはずがありません。

いかがでしょう?中々の伊達男です。
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特徴的なのはこのぞくぞくするワニ顔と――
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この背びれ。
現代のエジプトやアフリカ界隈に生息していたようです。

残念ながらこのスピノさん、
実は未だに全身骨格が発見されていないので解明されてない事が沢山なのです。
今回の全身標本もレプリカで、本物の化石は3つほど。
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とは言え、せめてこの吊り輪を「釘を刺して吊っているんですよ」風の加工をしてほしかった。。。

少し昔はそれこそティラノさんよろしく強そうな姿が図鑑を席巻していました。
ところが時代が進みテクノロジーも進み、
はて、この細顎で他の恐竜を襲えていたのだろうか?
おや、こいつ実は魚食だったのでは?
まさか、こいつ現代のワニの様にじーっと獲物を待っていたのでは?と
今や強面からどんどんマイルドめの復元図になってきました。
ついにこの展示では半4足歩行の復元図が掲げられておりました。

でもよいのです。たとえ4足歩行でも僕の中では永遠のスターなのです。

こちらはスピノさんが埋まっていた地層の説明ボード。
絶対にボードを作る側も見る側も名前にツッコミを入れたことでしょう。
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by ai-labo | 2016-06-17 12:00 | 菊池 潤 | Comments(0)

にょきにょき

こんにちわ。設計部の菊池です。

少し前まで出来たてほやほや植えたてふかふかの「つむじ」の庭も
良い具合に緑が育ってきました。

地面の踏み石の隙間に植えたセダムもいい具合に急成長です。
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よくよく見てみると金平糖みたいなこいつら。
かわいい。
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我が家の植物の中でこの時期が成長期の奴らも
ぐんぐん育ってきました。

アデニウムは新芽を出し始め、
ステファニアも蔓を伸ばし始め、
オルギアリスはプラ鉢が窮屈になりはじめ、
ビフルカツムは新しい葉を出しまくって止まらないため水のあげ方に困り始めてまいりました。

なんだか植物の名前って呪文の様ですね。
by ai-labo | 2016-05-28 16:26 | 菊池 潤 | Comments(0)

ちらりずむ

こんばんわ。設計部の菊池です。

本日はぼくが図面を担当した物件の現場を回る日、ということで
やってまいりました。初めて図面担当した物件へ。

ちょうど夕方なので西側の障子にお隣の敷地の樹木の影が。

DNAに刻まれているのでしょうか。障子っていい。
ちょっと透けちゃうこの感じ。

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あなたのお宅にもおひとつ、いかがでしょう?
by ai-labo | 2016-04-30 20:35 | 菊池 潤 | Comments(0)

媒体として。

こんばんわ。設計部の菊池です。

先日高円寺にある洋服のお店にお邪魔しました。
ここはかつてダンススクールとして使われていた空間を
一切の内装をいじくることなく使っています。
外からの目印はロゴでもある輪っかを象った蛍光灯のみ。

この日は不定期で開催されるイベントの日。
今回は本来日の目を見る事のないサンプル品ひとつひとつを
生みの親であるデザイナーからの言葉と共に展示、原価で販売するというもの。

楽しみに店内にすると目につくのは今期のラインナップ。
おや、と思っていた所に店員さんと思われる方が来たので尋ねると
80着用意したものが既にわずか5着だけになったため
急遽通常のラインナップを運んできたとのこと。

あらま、と驚きながらも
この人の服への愛着ぶりがどうも桁違いだなと思っていると、
聞けば何とデザイナーさんご本人。
本日2度目のあらま、いただきました。

自分の好きな服の生みの親とお話出来るなんて。しめしめ。
閉店間近ということもあり店内の隅々まで案内していただきました。

お話を伺うと彼曰く、
そこだけの空間で「選び」、「購入」して持ち主の空間で「着る」 という流れ。
「デザイナー」はあくまでも片書きであり、現場に出てお客の声を生身で吸収する。
しかし本来は自然であるこの一連の流れを大事にする店が
じわじわと減ってきている事実があると言います。

住宅でも同じことが言えるのではないかと感じました。
これから暮らすひと。前を通りかかるひと。
この場所に暮らすことでわかる/見えるあれこれ。
ずっと持ち主の物であり続ける建物のこれから。
これらをキャッチ/イメージして提案する媒体としての「設計者」。

土日の在店率が比較的高いとのことなのでまたお目にかかりに参ります。
外に大きな鏡を置いて日の光の下で試着出来る店があったら面白そう!
という僕のわがままの採用お待ちしています。わくわく。

tactac.jp



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by ai-labo | 2015-10-05 22:16 | 菊池 潤 | Comments(0)

まとう、とは?

こんばんわ。設計部の菊池です。

先日、早めに会社を出て銀座へと向かいました。
というのも大学からの友人が銀座のとある裏路地に構える
服飾を主に扱うセレクトショップにて、
臨時ではあるが店の番をしていると聞いたためです。

いざ教えられた住所へ向かうとそこにあるのは
何とも年季の入ったビル。
ところが店名のサインを探すもなかなか見当たりません。
入り口横をよーーーく見てみると
店名の横にB1Fとだけ書かれた紙が控えめに貼ってあります。
恐る恐る中に入り、すり減ったタイルが敷かれた階段を下ると、、、
降りた先には開いたままの鉄の扉。
中は10畳あるか無いかの空間です。
後方を振り返り、店番を無事発見できました。
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しばらく友人の着せ替え人形になって楽しむうちに
ここにある服や雑貨が何か「違う」と思い始めます。
陳列された全ての物が発している、ずっしりとした雰囲気。

「やばいでしょ?」と友人。
生地からこだわった物。
機能的でかつ、しっくり来る物。
これだけずっしりとしているのに手の届く値段の物。
付けられた値段の理由に完全に納得してしまう物。
「手にした時から何年間も本当に大事にできる物が集められている」とのこと。
履いた途端にぞくりとした靴なんて今までありませんでした。

ふと服と言うものは面白い物だなと思います。
元々は暑さ寒さをしのぐ道具であったものが
それをまとう人の一部となって行動や雰囲気を演出しているのです。
人よりも恥ずかしく、あるいは得意げになり
その場の空気は気楽にも厳かにもなります。

自分の一部とする物に何を選ぶのか。
自分のためにまとうのか、あの人のためにまとうのか。
そう考えるとラブアンドピースの人たちも4649の人たちも
何だか立派に感じてきます。

「身にまとう」、「服」とは何かを考えさせられた夜でした。

CATHEDRAL
by ai-labo | 2015-07-27 20:11 | 菊池 潤 | Comments(0)