そーだ、せっかくなのだから××に行こう。

「この時期に行くなんて信じられねえよう。」
噂を聞きつけた元住民たちは一様に繰り返す。
この「人地獄日射地獄」の只中に行くなんて。
だって思い立ってしまったのだから仕方ない。
きっとあちらへ呼ばれていたのだ。まさしく。

到着し、白い弾丸汽車を降り立ったその瞬間。
早速、全身へ熱気と湿気がじわと纏わりつく。
ざっとレベル7くらいだろうか。知らんけど。
僕の周囲には雨霰のごとく異国語が飛び交う。
むしろ、母国語が全くと言う程に聞こえない。
成程弾丸は遂に国境をも越えてしまった様だ。

連日、お国の宝と名高いあれやこれを訪れる。
しかしこちとら三度目のご来場の余裕である。
渡来のお客人の生「ワーォ」もしっかり観察。
ところで彼らは一様に、実にいい表情をする。
寺社と庭園と渡来のお客人達。はんなり風味。

其処此処でお抹茶お抹茶、と言われてもねえ。
今回は奴らの言いなりになんてならないんだ。
お野菜だ豆腐だおばんざいだなんて知らんぞ。
そんな強がりは初日の到着後、すぐに崩れた。
あれもこれもそれもどれも。みんなおいしい。

そんな、あちいあちいお盆休みでござんした。

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by ai-labo | 2017-08-18 20:06 | 菊池 潤 | Comments(0)