やまゆり

f0264759_1412645.jpg

”やまゆり”とは八王子セミナーハウス内に相羽建設が施工した食堂棟の名称です。

八王子セミナーハウスは、建築家の吉阪隆正が構想した大学や企業もセミナーや宿泊を行うことができる施設群です。
施設群といったのは、山中に散りばめられた個性的な建物の集まりであるためです。

集団が個人の集合であるように、建築も集団規模や用途に適した建築群の群れが一つの場をつくっていくというような思想が根本にあるようです。

他の建物はRC造かS造なのですが、新しい食堂は木造です。しかも住宅で使用する一般的な材寸のものを用いています。
これも小さな要素が組み合わさり大きな空間を構成するという理念からの選択なのです。しっかりと考えぬかれた建物なのでシンプルながらに力があります。

f0264759_1443769.jpg

また、木はつくってからの経年美化が楽しみな素材です。
数年後の様子を楽しみにしたいと思います。


設計部 松本


相羽建設HP
あいばの不動産
小泉誠と仲間たちが考える「郊外のすゝめ」
 
 
by ai-labo | 2017-02-25 14:48 | 松本 翔平 | Comments(2)
Commented by pallet-sorairo at 2017-02-25 15:57
こんにちは
八王子セミナーハウスは健在なんですね?!
というのは50年近く前、学生だった時に宿泊したことがあるのです。
宿泊棟はコンクリート打ち放しの小さな部屋に
二つベッドがあったように覚えています。
なんと懐かしい! 
そして「経年美化」という言葉に目からうろこでした。
確かに!
Commented by ai-labo at 2017-02-27 18:27
ありがとうございます。
セミナーハウスは50周年を迎えたということでしたので、設立間もないころにご宿泊されたのですね。
施設の維持管理や設計思想を伝えるような取り組みを行う団体も存在していて、イベントもたびたび行われているようです。
まだまだエネルギッシュでした。