ひとの気配

こんばんわ。設計部の菊池です。

モデルハウスとは?
極端に言ってしまえば、これから建てる我が家の「みほん」の様なものだ。

かつて、実家となるマンションを探していた時に
訪れたモデルルームで感じたあの違和感は何なのだろう。

家であるが、どこか家ではない空間。
調度品や什器は全てピカピカで床に傷ひとつ無い。
あまりにも綺麗過ぎて、むしろ違和感を感じるキッチンには
空っぽの冷蔵庫とレバーをひねっても無反応な水栓。
電気は照明などのため通す必要があるとして。
水道は別に必要ではないのだ。ガスもまた然り。

「みほん」として扱う上では必要ではないからだ。

つむじのモデルハウスの床は柔らかい無垢材ゆえ
どうしても付いてしまう傷がある。
キッチンの蛇口をひねれば水が出る。
もちろんトイレも使える。どうぞご安心ください。
宿泊も受け付けているため、お風呂にも入ることが出来るのだ。

モデルハウスのスタッフのママさん方が
IHのスイッチを入れて飲み物を淹れてくれる。
冷蔵庫には敷地内に植えてあるハーブが。
頂き物のすももを煮詰めてつくったジャムもある。

ありがたく頂いたコーヒーのカップをキッチンに戻すと
シンクの底に洗いものをした後の水滴と薄い擦り傷。

身内のえこひいきかもしれないけれど
どこか落ち着く場所だ。

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by ai-labo | 2016-06-30 22:33 | 菊池 潤 | Comments(0)